2017年7月13日
日本人留学生にも人気のウォーリック大学。
経済学や国際関係学が特に有名と言われてきましたが、英・ガーディアンが発表した2018年入学者用のガイドによると、生命研究ジャンルの各専攻も非常に注目されてきているそうです。
そこで、今後数回に分けて、ウォーリック大学の魅力を多角的に検証していこうと思います。
第一回目の今日は、文系のイメージが強いウォーリック大学が、実は理系で高評価を受けている事実についてお話ししましょう。
特に「農学」「食品学」「獣医学」はイギリス2位だと評価されたことも!食品の安全やペットとの共生というテーマを学びに、世界各国から渡英し、この大学で学んでいるそうです。
日本でも「食育」という言葉が普及して10年近くが経ちました。「農業」や「食品学」の学位は、日本でも非常に注目度の高いジャンルとなるでしょう。
とはいえ、多くの食品を輸入に頼らざるを得ない日本では、今後も食品を海外から輸入し続けることは間違いありません。
だからこそ、海外の知識や人脈を持った方は、こうしたジャンルでの活躍が見込めるのではないでしょうか。
また、ウォーリック大学は「獣医学」でも高評価を得ました。世界の獣医業界で活躍したい方には最適の大学といえそうです。
というのも、イギリスの獣医学に関する法律はEU諸国と似ているため、卒業後に他のEU諸国に就職する時に、イギリスで得た獣医学スキルを適用しやすいのです。また、元イギリス領の各国で獣医師として働けたりするケースもあるようです。
卒業後のキャリアを様々なバリエーションに展開させやすいのも、イギリスで獣医学を学ぶ魅力といえそうですね。
獣医にならなくても、動物の毛皮を禁止しているほど動物愛護の意識が極めて高いイギリスで獣医学を学んだ、という経験自体が、動物関係のジャンルで大きなアドバンテージとなるでしょう。
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中田まる子さん ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL) 経済学修士課程
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