2016年3月21日
SI-UK留学フェア関連イベントのお知らせです。
Roger Baines博士は『スポーツ翻訳:多言語フットボールチームからオリンピックまで』というテーマでセミナーを行います。
4月1日(金) 午後7~8時
会場:SI-UK Education Council 東京オフィス
ご予約:tokyo@ukeducation.jp
4月4日(月)午後7~8時
会場:SI-UK Education Council 大阪オフィス
ご予約:osaka@ukeducation.jp
Roger博士とイーストアングリア大学での翻訳コースについては以下をご参照ください。
「Translation as a Global Challenge: the growing need for professional linguists」
グローバルな課題としての翻訳: 急増するプロの言語学者のニーズ
Dr Roger Baines, Director MA Applied Translation Studies, University of East Anglia
イーストアングリア大学、MA 応用翻訳学(修士)ディレクター Roger Baines博士
技術の進化に伴い、グローバル・コミュニケーションは大きく変化しました。特に、グローバリゼーションよって、空間と時間の壁がなくなりました。しかし、いまだに残る壁は、言葉の壁です。比較的に英語が世界を支配していますが、世界の人口の94%は英語を第一言語とはしておらず、全世界の75%の人は全く英語を話しません。
翻訳業界は、グローバル市場の需要に合わせて拡大し、グローバリゼーションによって恩恵を受けています。資格をもつ質の高い翻訳者の需要は着実に増え、2018年度に翻訳業界は$370億の市場になる見込みです。『Translation』でJuliane Houseが以下のコメントをしています。「翻訳は、世界経済と経済成長の根底にあります。その土地にローカライズされた、すなわち翻訳された製品をつくることは、既存の製品が新しい市場で展開し、複数の市場で、複数の言語で、同時に普及していくために必須となっています。」(2009: 80).
グローバリゼーションによってもたらされた移住の増加は、広範囲のセクターで翻訳と通訳の需要が増加している理由の一つです。スポーツ界では、エリート選手の移住とメディア報道の過熱により、通訳・翻訳の需要が拡大した興味深い業界です。これらのアスリートが、移住先の文化や言語に適応するか、コミュニケーションの手段として通訳・翻訳に頼るかの度合いが、これらの需要に影響します。多くのプロのスポーツの高度なメディア化が、コミュニケーションプロセスを極度に可視化し、通訳・翻訳業に影響を与えました。翻訳者や通訳者、メディア担当者、アスリート、ジャーナリストの間にある複雑なパワーダイナミクスは翻訳学者にとっては興味深い研究分野です。
University of East Angliaでは、応用翻訳学および異文化コミュニケーションの修士コースを提供しています。このコースでは、上記のテーマのようなものをたくさん扱います。翻訳業界をはじめ、多言語の環境でのプロフェッショナルなキャリアに備えます。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンへの出願時にSI-UKのチームからいただいたアドバイスやサポートに心から感謝しています!多くの質問に丁寧に答えてもらい安心しました。また、出願後のステータスアップデートも頻繁にしてもらえました。私はスタンダード・サービスを利用しました。お勧めします!
中田まる子さん ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL) 経済学修士課程
SI-UKでは、イギリス留学および英語圏語学留学に関する無料個別相談を「コンサルティング」と呼んでいます。イギリス留学コンサルティングをご希望の方は、下記のフォームよりお申し込み下さい。トレーニングを積んだ経験豊かなブリティッシュ・カウンシル公式カウンセラーが最新情報とともにお待ち致しております。
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