2020年6月15日
前大学担当大臣ジョー・ジョンソン氏は、英国の高等教育機関が新型コロナウイルスの影響を克服するのを助けるための戦術として、現在留学生が大学卒業時に申請可能な2年間の就労ビザを4年間に延長することを英国政府に提案しました。
キングズ・カレッジ・ロンドンとハーバード・ケネディ・スクールが共同で発表した最新のレポート”世界に開かれる大学：イギリスはどう立ち直るか”によると、ジョンソン氏はこのビザの就労可能期間を4年間に延長することで例えばインドからの学生が2024年度までに2倍になることなどを見込むことができ、これはCOVID-19パンデミックで打撃を受けたイギリス高等教育機関の盛り返しを図ることができると提案しています。
ジョンソン氏は同リポートの中でこう語っています："Tier4ビザの4年間への延長は特にインドからの留学生のように卒業後の就労機会に強い関心を示す留学生にとっては有利なニュースになり、イギリス留学を検討する学生が世界的に増えるでしょう。”
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中田まる子さん ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL) 経済学修士課程
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