2017年6月21日
日本の高校卒業生がイギリスの大学に進学を希望する場合、現地のファウンデーションコースに1年間通学する必要があります。
多くのファウンデーションコースが存在する中、「どうせ狙うならトップスクールを!」という向上心の高い学生達の間で、ロンドン大学が提供する「IFP」というファウンデーションコースが注目されているようです。今日はIFPの魅力に迫ります。
ラッセルグループへの進学率87%
IFP。正式名称はThe University of London International Foundation programmeと言います。その名の通りロンドン大学のファウンデーションコースですが、このコースに通う生徒の全員がロンドン大学に行くわけではなく、それ以上のレベルの大学だったり、日本人にも人気のキングスカレッジだったりと、狙う学校も様々です。
注目すべきは、その合格実績です。例えば去年1年間だけでも、学生全体の87%がラッセルグループの大学に進学できている、という高い合格率は目を見張るものがあります。
ラッセルグループとは、アメリカのアイビーリーグのような位置づけ。つまり、このグループに所属する大学は、まさに名門中の名門なのです。英語を母国語とするイギリス人でさえ入学するのが難しい、ラッセルグループの学校に進学を狙う同士達と切磋琢磨する毎日は、きっと刺激的な日々となるでしょう。
生徒全員が大学に合格
ラッセルグループ以外の学校も含めると、去年1年間の記録では、実に全員が大学に進学できました。確実に大学進学をしたい方にとっても、おススメといって良さそうです。
英語圏の大学で必要な「論理的思考力」を手に入れる
大学に入学すると、ディスカッションやレポートの連続です。そこで必要になってくるのが「論理的思考力」。しかし、このスキルを、日本の高校卒業レベルですでに身につけている人は少ないのではないでしょうか。
プレゼンテーションをすることに慣れていない日本人(しかも高卒者!)だからこそ、授業に参加しながら論理的思考力を磨けるIFPでの経験は、現地の大学進学後に必ず活きるでしょう。
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中田まる子さん ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL) 経済学修士課程
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