博士号(Doctor of Philosophy、通称PhD)は、イギリスの大学で授与されるトップレベルの研究学位です。博士号取得を目指す学生は、自身が関心のある分野においてリサーチプロジェクトを行い、その成果を10万ワードほどの研究論文として執筆。さらに、提出後に行われる口頭試問に合格する必要があります。講義はほとんどなく、学生はスーパーバイザー(指導教官)と相談しながら、プロジェクトのスケジュールを組み、研究を進めます。一般的には、博士課程修了までに3年間(フルタイム)、あるいは6年間(パートタイム)を要します。
イギリス留学で博士課程プログラムへの入学を希望する学生は、通常、学士課程で優秀な成績を修めていること(Upper Second class honours以上を取得していること)、そして修士号を取得していることを求められます。
また、留学生の場合は、英語力の証明も必要。IELTSスコア7.0以上の英語力を求められるケースが多くあります。
出願する際に必要な書類は、以下のとおりです。
PhDプログラムへの出願を希望する学生は、研究計画書を提出する必要があります。研究の内容や用いる手法・技術をはじめ、研究を行う必要性などを明確にし、専門家の承認を得られると、博士課程プログラム開始が許可されます。
研究計画書のテンプレートは、こちらをご覧ください。また、SI-UKでは、研究計画書の添削を含むPhD出願サービスをご提供しておりますので、ご興味のある方は、SI-UK留学コンサルタントまでお問い合わせください。
博士課程留学をお考えの方はSI-UK東京・大阪の 初回無料コンサルティング をご予約ください。経験豊富なスタッフが出願から渡航までサポート致します。
PhDは非常に要求度が高いコースです。率先してリサーチを行うことが求められる点で、講義主体の修士号とは全く異なります。専門分野を徹底的に研究する意欲があり、学問の世界に強い関心を持っていることが求められます。
SI-UKのPhD出願サービスではPhDコースへの出願をサポートいたします。大学選びについてのアドバイス、志望動機書や研究計画書等の添削を行い、志望校への合格を目指します。
研究計画書のクオリティーは、PhDへの出願プロセスにおいてもっとも重要な要素です。成績も入学審査の上でとても重要ですが、それだけでは合格に至ることができません。研究計画書を入念に作り込むことで、初めて入学審査官の目に留まる願書を仕上げることができます。SI-UKの留学コンサルタントが、研究計画書の作成方法をご案内いたします。
リサーチプロポーザル(研究計画書)のサンプルをダウンロードできます。
哲学修士号(MPhil)は、「第二の修士号」という認識をされることが多く、修士号と博士号の中間という位置づけです。通常、1年間(フルタイム)あるいは2年間(パートタイム)のコースで、修了時には研究の成果を6万ワードほどでまとめた論文の提出を求められます。
大学によっては、MPhilプログラムに1年から1年半ほど在籍し、PhDプログラムへと編入できるケースもあるので、将来博士号取得を目指す方にはおすすめの学位です。
研究修士号(MRes)は、人文科学や社会科学などの分野において、リサーチに携わってきた人に対して与えられる修士号です。学生は自身の研究の内容やスケジュールに責任を持ち、チューターと呼ばれるアカデミックスタッフの指導の下で研究を進めます。修了時には4万ワード程度の研究論文を提出する必要があります。
大学によっては、MResプログラムを修了していることが博士課程進学に必須となるケースも。また、博士課程プログラムに比べると在学期間が短いので、留学費用が安く済むのもポイントです。本当に自分に合っている分野なのか、今後もこの道で研究を重ねていきたいのか、様子を見ることもできます。
博士課程とよく似た学位ですが、アカデミックな知識というよりは、キャリアの面で必要となる実践的スキルを習得するためのプログラムです。研究要素を含むものの、相当程度の教育要素を有しており、法律や教育、ビジネス、医療、エンジニアリングの分野に多い学位です。
イギリスの大学院に留学をお考えの方、博士課程コースに出願をご希望の方は、ぜひ一度SI-UK無料コンサルティングにお越しください。
SI-UKは、イギリスおよびアイルランドの大学(院)への無料出願サービスや出願書類無料添削サービスの提供、ビザ申請サポートなど、学校・コース選びから渡航まで留学準備を徹底的にお手伝いしています。また、語学センターでは、経験豊富な英語ネイティブ講師がIELTS対策コースをはじめ、各種英語コースを指導していますので、留学・渡航前に英語力アップが可能です。
SI-UK東京オフィスおよび大阪オフィスで無料留学コンサルティングを行っているほか、遠方のかたにはSkypeやお電話でも対応が可能です。お気軽にお問い合わせください。
留学生がイギリスで博士課程を修了するための費用は、大学や分野によって大きく異なります。平均して、年間20,000~35,000ポンド、またはそれ以上の費用がかかる場合があります。
イギリスで博士号を申請するための一般的な要件は、関連分野の大学院を修了していることです。また、通常、申請書の一部として研究計画書を提出することが求められます。
イギリスの大学から月給が支給されることがありますが、その額は限られており、競争率も高くなっています。イギリスの研究評議会は、特定の研究分野に対して大学に資金を供給しています。博士課程の学生が受け取ることができる金額は、通常、すべての授業料と生活費をカバーするのに十分な金額ですが、大半の学生はすべての費用を自分で支払う必要があると思われます。
博士課程を修了するのに必要な期間は3~4年で、そのためイギリスは留学先として非常に人気があります。例えばアメリカでは、博士号を取得するのに5~6年かかると言われています。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンへの出願時にSI-UKのチームからいただいたアドバイスやサポートに心から感謝しています!多くの質問に丁寧に答えてもらい安心しました。また、出願後のステータスアップデートも頻繁にしてもらえました。私はスタンダード・サービスを利用しました。お勧めします!
中田まる子さん ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL) 経済学修士課程
SI-UKでは、イギリス留学および英語圏語学留学に関する無料個別相談を「コンサルティング」と呼んでいます。イギリス留学コンサルティングをご希望の方は、下記のフォームよりお申し込み下さい。トレーニングを積んだ経験豊かなブリティッシュ・カウンシル公式カウンセラーが最新情報とともにお待ち致しております。
お申し込みいただいてから1営業日以内にご連絡を差し上げます。遠方にお住まいの方にはオンラインでのコンサルティングも対応しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。