工学は、とても人気があり、専門性が高い学位の一つです。しかし工学には、いくつか異なった分野があります。その中でどの分野を選択するか考えている方も多いのではないでしょうか。前回は機械工学についてお伝えしましたが、今回は電気工学と電子工学についてお伝えします。学位として、この2つはしばしば同じグループに所属していますが、この2つの違いは何でしょうか、そして電気工学、そして電子工学の学位についてご紹介します!
その歴史
電気と電子工学は、その名前が表しているように、電気に関する工学に重点を置いていて、最も現代的な工学の一つです。その歴史は17世紀にさかのぼります。イギリスの物理学者、ウィリアム・ギルバートは、この分野の初期のパイオニアで、後に「電気工学の父」と言われました。
電気の研究は長年に渡り続けられ、19世紀には激しさを増しました。 フランシス・ロナルド(おそらく世界初の電気技術者)は、1816年に最初の電信システムを発明し、この分野への大きな貢献をしました。その後、著名なトーマス・エジソン、ニコラ・テスラ、ミハイル・ドリヴォ=ドブロヴォルスキーなどの人物も影響を受け、世界は、20世紀に海底ケーブル、陸上通信線、無線電信などの発明によってどんどん進化していきました。
この驚くような変化は、電子工学の誕生にもつながっていきました。電子工学は、電信産業や、レーダーやテレビなどの技術から大きく飛躍しました。電子工学は電子回路とデバイス設計に重点を置き、コンピューター、ロボット工学、電気通信などの重要なパートを担っています。
この分野の学問は、電気工学、電子工学、またはこれら2つの組み合わせでも、電子機器・装置やテクノロジーがどのように機能するかについて、学び、理解を深めていくことが出来ます。この世界で将来どのように、電気技術が溢れるのか想像するのは難しくありません。この学位を学ぶ事は、将来の為にこの分野において素晴らしい経験と知識を身につけてくれるでしょう。
【後編】ではさらに電気、電子工学の学位などについてもっとご説明します。
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