学生の時には仮定法があまり得意ではなかった、仮定法の名称ががややこしく感じて覚えにくかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしネイティブの学生が学ぶ英語の仮定法・4つのConditionalsを学ぶと仮定法をよりシンプルに理解する事が可能です。今回はこの英語の仮定法:Conditionalsについて、SI-UK・IELTS対策センター・東京校の指導経験豊富なネイティブ講師がご紹介いたします。
【IELTS攻略法シリーズ:第24回】英語の仮定法、Conditionalsを使いこなそう!
英語の仮定法:Conditionalsを使う
とても便利な仮定法は、ある条件や特定の状況下で、現在、何が事実なのか、将来何が起こるのか、また想像していて起こる可能性があることや過去を想像するために使われています。
このスタディガイドでは、仮定法の文章を作成するためにネイティブが学ぶ4つのConditionalsについて簡単に説明します。この英語の仮定法・Conditionalsを使うことに人々は少し神経質になる事がありますが、実際はたいていの場合、とても簡単なので心配する必要はありません!
条件と結果
Conditionalsには、条件と結果という2つのパートがあります。例を見てみましょう。
- (条件)When it rains, (結果)I feel sad. (雨が降ると悲しくなります。)
すべてのConditionalsでは意味の違いなく、結果を最初に配置することができます。この時にコンマは必要ありません。
- (結果)I feel sad (条件)when it rains.(雨が降ると悲しいです。)
基本的に、英語の仮定法・Conditionals にはZero Conditional、First Conditional、Second Conditional、Third Conditionalという4つのタイプがあります。ほとんどの人が、数字が大きくなるにつれて難しくなると感じています。
1. Zero Conditional
- (条件)IF/WHEN+現在時制(結果)現在時制
Zero Conditionalは、現在について話すために使われます。これは 「事実」の仮定法であり、私たちが (特定の条件下での)一般的な事実(ごく普通に起こること)について話すためにそれを使用します。(条件)IF/WHEN+現在時制(結果)現在時制のように条件と結果、両方が現在時制です。いくつか例を挙げてみましょう。
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I don’t like it when the service at a restaurant is slow. (レストランのサービスが遅いのは気に入りません。)
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Cats get mad when they get wet.(猫は濡れると怒ります。)
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I turn on the air-con when it gets really hot.(私はとても暑くなるとエアコンをつける。)
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If I hang out with my friend, we usually get a drink.(私が友達と一緒に遊ぶと、たいてい一杯飲みます。)
2. First Conditional
- (条件)IF/WHEN+現在時制(結果)(S) WILL/GOING TO+動詞
First Conditionalは、特定の条件下で現実に起こる可能性が十分にある未来の仮定を示すために使用されます。このFirst Conditionalを使用して、その状況で何が起こるかを予測します。(条件)IF/WHEN+現在時制(結果)(S) WILL/GOING TO+動詞というふうに、文章の(条件)部分はZero Conditionalと同じく現在形ですが、(結果)は未来形です。いくつかの例を見てみましょう。
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If you break that, you will have to pay for it.(それを壊したら、弁償しなければならないだろう。)
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You will get caught if you cheat on your boyfriend.(彼氏を裏切ったらつかまるよ。)
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If we are late, she will be upset.(私たちが遅れたら、彼女は怒るだろう。)
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If you drink and drive, you are probably going to crash.(お酒を飲んで車を運転すれば、たぶん衝突しますよ。)
3. Second Conditional
- (条件)IF+ 過去形 (結果)(S) WOULD+動詞
Second Conditionalを使うときは何かを想像するときです。私たちは、起こりそうにない、ありそうにない未来を仮定して話す時だけに使います。もし何かが起こるかもしれないと思った時はFirst Conditionalを使います。これは、条件に過去形を使用し、想像上の結果にWOULD+動詞が使用されます。いくつか例を挙げてみましょう。
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I’d be so happy if I met Jonny Depp.(ジョニー・デップに会えたらうれしいな。)
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If I had the money, I would buy a Ferrari.(もしお金があれば、フェラーリを買うんだけどな。)
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If I were an animal, I would be a bear.(もし私が動物なら、熊になるだろう。)
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If I saw a ghost I’d be really frightened.(もし幽霊を見たら、本当に怖いです。)
4. Third Conditional
- (条件)If+ 過去完了形 (結果)(S) WOULD + 現在完了形
4つの中でThird Conditionalはおそらく最も複雑です。これを使って過去に起きたかもしれない、過去の事実に反することを仮定して話す時に使います。Third Conditionalは肯定的にも否定的にも使えると言えるでしょう。例えばThird Conditionalを使って、起こらなかった良いことと悪いことについて述べることができます。いくつかの例を見てみましょう。
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If I had studied harder, I could have become Prime Minister.(もっと勉強していたら、首相になれたのに。)
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I would have been killed if that car had hit me.(もしその車にぶつかっていたら、死んでいただろう。)
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If I hadn’t gone to that party I wouldn’t have met my wife.(もしあのパーティーに行っていなかったら、妻には会えなかっただろう。)
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I wouldn’t have chosen that colour if you hadn’t suggested it.(あなたが勧めてくれなかったら、その色は選ばなかったよ。)
このように、Conditionalsを使うと、これらの文法でなければ説明が難しい事を表現できる柔軟性が生まれます。これは、英語の仮定法・Conditionalsについて簡単に紹介したに過ぎませんが、より明確に理解できた事を期待しています。グッドラック!
いかがでしたか。Conditionalsを自由に使って英語表現の幅を広げましょう。IELTS対策の英会話学校やIELTS対策のマンツーマン・コースなどをお探しの方は、SI-UK・IELTS対策センター、東京・大阪校で効率的にIELTSのスコアアップを目指しませんか。SI-UK・IELTS対策センターでは、イギリス留学に向けて、IELTSのコツや出題傾向、採点ポイントなどを徹底して学んでいただける充実したコースをリーズナブルな価格でご提供し、大変ご好評をいただいております。只今、7月30日(金)15時迄のお申し込みでお盆のIELTS&EAPオンライン・コースの授業料 が15%割引の特別キャンペーンを行なっております!このチャンスをお見逃しなく。
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