クリエイティブな教育で知られるUCA芸術大学のファーナムキャンパス、カンタベリーキャンパス見学リポートをご紹介！

UCA芸術大学 (University for the Creative Arts) はイギリスで有名な３つのランキングにおいてトップクラスの専門的なクリエイティブ大学に選ばれており、アート＆デザイン 留学を目指し、クリエイティブ産業でのキャリアをお考えの方に最適なイギリス 芸術 大学です。UCAは最先端の大学設備の中、芸術やビジネス、テクノロジーの分野で業界に焦点を当てた多彩なコースを提供。クリエイティブ業界を牽引する プロフェッショナルや企業とネットワークを持ち、多くのコースで業界でのワークエクスペリエンス（就労経験）を実践するサポートを行い、将来のキャリアに向けて有意義な経験を積むことができる環境を提供しています。

今回はこのアートとデザインの分野で知られるUCA芸術大学をSI-UKのチームが訪れ、その様子をレポートしてくれました。それではイギリス南東部のサリー州とケント州にキャンパスを持つUCA芸術大学の ファーナムキャンパスとカンタベリーキャンパスの見学レポートをご覧ください。

クリエイティブな教育で知られるUCA芸術大学のファーナムキャンパス、カンタベリーキャンパス見学リポートをご紹介！

【ファーナムキャンパス】

1. イギリスらしい街並みのファーナム（Farnham）

ファーナムはあまり大きな町ではありませんが、レンガ造りの街並みが広がるこじんまりとしたかわいらしいイギリスらしい街です。町の高台にはファーナム城がそびえたち、ファーナムの街並みを見渡すことができます。空港からも公共交通機関を使うとバスと電車を乗り継ぎ1時間半くらい、ロンドン中心地までも１時間くらいで到着するので週末に少しロンドンに行くのも簡単にできると思います。

2. 陶芸の町にある創造性あふれるファーナムキャンパス

ファーナムキャンパスにはゲームデザイン、フィルム、グラフィックなどのコミュニケーションデザイン、ファインアート（陶芸・ガラス陶芸、メタルなどのクラフトのコース）があります。もともとファーナムは歴史的にも陶芸の町として知られており、ファーナムで作られた陶芸はFarnham Green-wareとして知られています。ロンドンのヴィクトリア・アルバート博物館のコレクションの一つとしても展示されているそうです。

そんな陶芸の町にあるファーナムキャンパスのファインアートのコースの建物の中は大学というよりも工房のように、作品を焼く窯やガラスを溶かす設備、金属加工をするスペースなどの様々な設備があります。この充実した設備の中で学生たちは作品を生み出し、スキルを身につけています。UCAの就職率は全体的にいいのですが、なかでもガラス陶芸のコースの卒業生の就職率は100% だそうです。

3. 充実した設備を持つコミュニケーションデザイン

フィルムやゲームデザインなどのコミュニケーションデザインの建物の中は、ファインアートの建物とは一変し、テレビ局や音楽スタジオにあるような立派な撮影スタジオやレコーディングの設備などがあります。中でもVRスタジオはイギリスの大学のなかでも設備として持っている大学は数少ないそうです。実際にVRスタジオの撮影を体験させてもらいました。VRを使うと、ファーナムのスタジオの中にいるのにも関わらず、背景がパリのカフェのようになり、小道具も入れるとあたかもパリのカフェで撮影をしているように見えました。実際に映画もこのようなVR技術を使って撮影しているものもあるそうです。合成映像のように人物が浮いているように見えることがなく、本当にその場所にいるように見えるので、技術の進歩はすごいですね。また、カメラは大学が所蔵しているものを借りることができるそうです。なお、TV Productionの学生はMaidstoneというところにあるテレビスタジオでも授業があるそうです（このスタジオはBBCなどの実際のテレビ局も撮影として使っているそうです）。ファーナムには演劇（Acting）のコースもあり、学生たちが最終試験に向けキャンパスの中でシェークスピアの演劇の練習をしていました。

町と同じくファーナムのキャンパスはこじんまりとしていますが、それぞれの学生たちが自分の作品を作るべく切磋琢磨している様子はとても活気がありました。

【カンタベリーキャンパス】

1. 世界遺産のある町、カンタベリー（Canterbury）

カンタベリーはロンドンから１時間ほど離れたケント州にある町です。カンタベリーといえば、世界遺産にも登録されたカンタベリー大聖堂がある町として世界中から観光客が訪れます。また、カンタベリーにはUCAだけでなく、カンタベリークライストチャーチ大学、ケント大学とほかの大学もあり、UCAがキャンパスを置く３つの町の中では一番大きな町だなと思いました。カンタベリーの町はカンタベリー大聖堂を中心にシェークスピアの芝居に出てきそうな感じの素敵な町です。シティセンターには様々なお店やレストランもあり、様々な言葉を話す人々が行きかっていました。

2. 新設された施設のあるカンタベリーキャンパス

UCAのカンタベリーキャンパスはカンタベリーの町の中心地から１０分くらい歩いたところにあります。カンタベリーにはDoctorial collegeという新設されたPhDの学生のための施設（一部はVisual communicationの学生のスタジオとしても利用されています）。この建物はオフィスビルだったところを利用しているそうなので、カンタベリーキャンパスからは徒歩５分ほど離れていますが、PhDの学生たちが落ち着いて勉強することができる環境です。

いかがでしたか。UCA芸術大学で充実した設備の中、実践的に学びクリエイティブ業界でのキャリアを目指しましょう！またUCA芸術大学は日本人の少ないクリエイティブな環境で、英語力もしっかり伸ばしながら学びたいという方にもおすすめです。UCA芸術大学にご興味をお持ちの方は、イギリス大学の公式出願窓口SI-UKへ！

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