数年前までは、イギリスへ留学した留学生が大学を卒業後にイギリスでの就職を希望してもイギリスの永住権がない場合、就労ビザの取得のためにスポンサーとなる会社を見つけなければならず、イギリス 就労ビザ取得やビザの延長はとても難しいものでした。
しかし2021年7月1日から、2021年夏以降に卒業予定の留学生はGraduate ビザ申請が可能となりました。イギリス学生ビザの有効期限があるうちにGraduate Visaを申請し、その審査に通るとイギリスの大学卒業後2年間、イギリスで生活しながら就労することが出来ます。(2023年現在)Graduate Visaによって、国際的なキャリアを目指す方が、今までのような手順を踏まずにキャリアにつながる素晴らしい職務経験を積む大きなチャンスを得られることとなりました。
またイギリスは2020年1月31日にEU(欧州連合)から正式に離脱(Brexit)し、2021年1月からビザ制度にも変更がありました。今回はビザについてもう少し知りたいと言う方のために、新しいイギリス 学生ビザと卒業後2年間就労可能なGraduateビザについてお届けします。
SI-UKはイギリス学生ビザ申請をサポート致します。先ずはSI-UK東京・大阪にお問い合わせの上、 初回無料コンサルティング をご予約ください。
イギリス 学生ビザと、Graduateビザについてご紹介
以前のビザと、新しい学生ビザ変更されたポイントとはどのようなところなのでしょうか?さらに卒業後2年間就労可能なGraduateビザについても詳しくご紹介します!
1. Tier 4 Student Visa からStudent Visaへ
イギリス留学において、11ヶ月以上のコースを学ぶ場合 学生ビザはTier4というカテゴリーでしたが、このTiers制がなくなり、2021年よりStudent Visaと言う名称になりました。大学や専門学校など高等教育機関に留学する時必要となるこのStudent Visaは、以前留学3ヵ月前からの申請でしたが、現在は日本(イギリス国外)からのイギリス 学生 ビザ 申請の場合はコース開始日の6ヶ月前から申請が可能であり、約3週間で結果が出ることが期待できます。またイギリス国内からはコースが始まる、3か月前からの申請が可能であり、約8 週間以内に結果が出ることが期待されます。
学生ビザは16 歳以上で、学生のスポンサーライセンスを保持している教育機関からコースのオファーを受け、授業料と学生生活をサポートできる十分な資金がある、また英語を話し、読み、書き、理解することができるなどの必要条件を満たしている場合に申請することができます。英国外から学生ビザを申請するには490ポンドがかかります。(2023年度現在)また申請の一環としてHealth Surcharge Feeの支払いも義務付けられています。支払話なければならないHealth Surcharge Feeの金額はビザの有効期間によって異なりますので、申請する前にいくら支払わなければならないかを確認しましょう。
イギリス 学生 ビザ、(Student Visa)の申請方法について詳しくはこちらでご確認ください。
2. BRP(Biometric Residence Permits)について
イギリスに6ヶ月以上滞在する場合、生体認証情報を含んだ、滞在許可書のBRPカード(Biometric Residence Permits)が発行されます。BRPカードは入国後に指定の郵便局で英国到着後10日以内、または有効期限で早い方の日付までに受け取る必要があります。受け取り方法について詳しくは、ビザの審査結果とともに知る事ができます。
3. Graduateビザとは何ですか?
2021年夏以降に卒業予定のStudent ビザまたはTier4ビザを持つ留学生は、コースを正式に修了し イギリス学生ビザの有効期限があるうちにGraduateビザを申請した後、審査に通れば卒業後最長2年間はイギリスで生活し、就職することが可能となります。この新しいGraduateビザ制度は、イギリスの学士号、修士号、またはその他の資格のあるコースを正式に修了した方が対象です。またPHDなど、博士号を取得している方は、3年間の滞在が可能となっています。選択したコースがGraduateビザ申請の対象かどうかなどについて詳しくは以下のサイトでご確認下さい。
【今までの就労ビザのようにスポンサーは必要?】
ビザの資格を得るために雇用主にスポンサーになってもらう必要がないので、ビザの申請時にすでに就職先を決めている必要はありません。(2023年現在)またこの2年の間、ほとんどの種類の仕事に就くことが可能であり、大学で専門分野に関連する職を探す、また他の分野で経験を積むことも可能です。フレキシブルなこの2年間は国際的なキャリアをスタートさせる素晴らしいチャンスとなるでしょう。
【Graduateビザには新しい申請が必要?】
Graduateビザは、イギリス国内からのみ申請可能で新しいビザ申請が必要です。またビザの申請料は700ポンドであり、(2023年現在)別途、保険料の支払いがあります。このビザに関する詳細はこちらをご覧ください。
ビザの情報は頻繁に更新されていますので、留学の際に最新情報をご確認下さい。イギリスは世界中から留学生を受け入れ、トップレベルの教育と研究を提供し、学生たちがキャリアを向上させる素晴らしい機会をサポートしています。イギリスでビザを活用し、キャリアの第一歩を踏み出しませんか。イギリス大学留学に関するお問い合わせはSI-UKへ。
SI-UKのイギリス学生ビザ申請サポート
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イギリス大学留学ならSI-UK
SI-UKの東京オフィスおよび大阪オフィスではイギリス大学のトレーニングを受けた経験豊富なコンサルタントが皆様の大学選びから出願、渡航までお手伝い致します。イギリス留学に関するご質問はSI-UKにお問い合わせの上、初回無料コンサルティングをご利用下さい。またご希望に応じてオンラインでのコンサルティングも継続しておりますので、お気軽にご相談ください。なお対面式のコンサルティングは3日前までに日程の確定をお願いしております。
FAQ よくある質問
公的資金(給付金)や年金を請求すること。また自営業や特定の仕事に従事すること、例えばプロとしてスポーツマンやスポーツコーチとして働くことは出来ません。
学期以外の休暇中(夏休みなど)は休暇の申請をする必要はありません。学業を中断したり、学生ビザを取り消したりすることなく認められる最大の連続した休学期間は、最大60日です。
イギリス留学に向けたuk 学生 ビザ申請者は、学費や生活費、そしてその他の滞在中に必要なすべての費用をカバー出来なければなりません。事前にイギリス学生ビザ取得のために必要な費用やルールをきちんと確認しましょう。イギリスに留学するには、十分な資金とイギリス 留学 資金 証明が必要となります。
Graduateビザは延長できません。Graduateビザの期限が終了したときに、イギリスを離れるか、または一般就労ビザ等、別のビザを申請する必要があります。
Graduateビザを保持している方は、関連する要件を満たしていれば、skilled workerを申請することができます。例えば内務省( Home Office)によって承認されたスポンサーライセンスを保持しているイギリスの雇用主から内定を受けており、スキルレベルがRQF レベル 3 以上であり、該当する給与基準を満たしているなど関連する条件をクリアしている場合に、skilled workerビザを申請できます。