イギリス大学留学をお考えの皆様は、この社会状況でイギリス留学の延期をお考えになるなど ストレスを感じる方も多くいらっしゃることと思います。しかし現在、イギリス政府による留学生のための就労ビザの改正により、留学生は今まで難しかった卒業後の職業経験がもっと積みやすくなったという大きなメリットもあり、さらにイギリス大学留学する皆様へのキャリアの可能性が広がるでしょう。
今回は、これからイギリス大学で学ぶ皆様に、新しい卒業後の就労ビザ(post-study work visa)はどんなメリットをもたらすのかをご紹介します!
新しいイギリス就労ビザのメリットとは?
今まで学士号を取得してもイギリスの永住権を持っていない留学生は、就労ビザを取得するスポンサーとなる会社を見つけなければ就職ビザを取得する事ができませんでした。しかし非常にスポンサー探しも難しく、ビザ取得もハードルが高かったので卒業後に就職を希望しながらも帰国する留学生が大多数でした。
しかしこの新しく改正された就労ビザ(Post-study Work Visa)によってイギリス大学で学ぶ留学生は、Tier 4ビザの有効期間中にThe Graduate Routeのビザを申請し、審査に通れば卒業後2年間はイギリスで生活しながら就職することが可能となります。
さらに2021年1月から効力を持つ新しいポイントベースの移民システムによって、STEM (科学・技術・工学・数学)の分野や、専門性を持つ卒業生が、英国の労働者が持つ権利によりイギリスで永住権をより容易に取得できるようになります。
1. 2年間の卒業後の就労ビザ(post-study work visa)
卒業後の就労ビザ(post-study work visa)によって、イギリス大学の学士課程および修士課程で学ぶ留学生が、審査に通れば卒業後2年間、イギリスで仕事を探し就職することができるようになります。この期間中、卒業生はどのレベルのスキルを持っていても働くことができます。このピザは留学生にとって豊かなイギリスの労働市場にアクセスし、国際的なキャリアを積むための素晴らしい道筋となるでしょう。
2. 博士課程の学生に対する3年間のビザ延長
イギリス大学の高度な技術を持った博士課程の学生は、2021年の卒業生からイギリス政府によるビザ政策の一環として、卒業後3年間のビザの延長を受けることができます。今回の変更はイギリスのSTEM分野における振興と研究成果の向上のため、高度なスキルを持つ専門家に研究後の仕事の選択肢を提供し、さらに多くの才能をイギリス国内に呼び入れることを目的としています。
3. イギリス大学で学ぶ大学院生のための時間延長
イギリス政府は、大学院生の学習時間制限を撤廃し、それと同時にコース開始前に英国に来ることができる期間を3ヶ月から6ヶ月に延長することを提案しています。
4. 扶養家族労働権
卒業後の就労ビザ(post-study work visa)は留学生の扶養家族にも、労働の権利を与え、イギリスの労働市場へのアクセスを提供する予定です。
5. STEM卒業生へのメリット
2021年1月からスタートするポイント制の新しい移民制度では、技能、資格、職業、収入、年齢などの要素を考慮し、高度なスキルを持つ専門職やSTEM (科学・技術・工学・数学)分野の卒業生に在留資格を与えるプロセスの強化をサポートします。
6. イギリスで不足している職種での仕事探しへのメリット
新しい入国管理システムでは人手が不足している業種一覧(Shortage Occupation List)に掲載されている仕事に20ポイントを追加付与します。また技能(人手)不足職に分類された職業に関連する専門職の学位を取得する留学生は、新しい制度の下で在留資格を確保することがよりスムーズになります。
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