2016年9月から1年間、アイルランドの大学院にて学ばれた坂秀憲さん。日本で大学院を卒業して職務経験を積んだ後、リムリック大学のMSc Project Managementコースに留学、修士号を取得されました。
同じくリムリック大学の卒業生で、坂さんの留学サポートを担当したSI-UK留学コンサルタントの西嶋が坂さんにインタビューを実施。アイルランドの大学院への出願プロセスや留学生活についてお話を伺いました。
前編となる本記事では、海外の大学院留学を決意したきっかけやリムリック大学を選んだ理由、2か月間受講したAcademic English(進学直前準備)コースなどについてつづります。
※プロジェクトマネジメントとは?
プロジェクトの目標を成し遂げるため、人材やコスト、スケジュールなどのバランスを取りながら進捗状況を管理する手法について研究する学問。建設、教育、公共政策、医療、科学などあらゆる場面で身につけた知識と経験を活かせることから、近年注目を集めています。
1.坂さんは日本で大学院を卒業なさっていますが、なぜさらに海外の大学院へ進学しようと思われたのですか?
仕事で必要なプロジェクトマネジメントの知識を身につけたいと思い、国内外の大学院を探しました。留学したいと前々から感じていたのもあり、ちょうど良い機会だと思って、海外の大学院進学を決意しました。
2.アイルランドのリムリック大学のみ出願されましたが、それはなぜだったのでしょうか?
リムリック大学のKemmy Business SchoolのMSc Project Managementコースは、世界最大のプロジェクトマネジメント組織である、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute、通称PMI)から、Global Accreditation Centre for Project Management Education Programs(GAC)による認定を受けており、その高い教育品質が外部機関から認められています。
ただ、認定を受けている修士課程プログラムは北米に多く、イギリスやアイルランドではまだ数校しかなかったんですね。また、1年間のコースで最も魅力を感じたプログラムがリムリック大学だったので、出願を決めました。結論から言うと、リムリック大学では質の高い授業を受けられたので、とても満足しています。
3.リムリック大学を受験するにあたり、SI-UKのインタビュースキル(英語面接対策)コースを受講してくださいました。このコースがどのように役に立ったか、お聞かせいただけますか?
リムリック大学の受験の一環として、インタビューを受ける必要がありました。その対策のため、SI-UKのインタビュースキル(英語面接対策)コースを受講したのですが、実際の面接時によく聞かれる質問を教えてもらえたのが良かったですね。それらをメモに取り、回答する練習を行いました。
実際の面接は40分程度でしたが、しっかり対策ができていたので、リムリック大学に合格するだけでなく、奨学金までいただけました。
4.9月にMSc Project Managementコースが始まる前、リムリック大学のAcademic English(進学直前準備)コースを2か月ほど受講されました。そのコースについてお話しいただけますか?
リムリック大学のLanguage Centreが提供しているAcademic Englishコースは、大学で学ぶにあたって必要な英語力や学習スキルを習得できるコースです。勉強はなかなかハードで、特にスピーキングの授業が大変でした。ただ、進学できない人を振るい落とすという感じではなく、進学してから授業についていくためにはどのようなスキルが必要なのかという観点でカリキュラムが組まれていました。担任が生徒ひとりひとりと個別に面談し、丁寧なサポートを受けることができました。
クラスメイトは中国人が多かったですね。また、インド、サウジアラビア、ブラジルからの留学生もいました。日本人は私一人だけだったので、日本人同士で固まるということがなく、おかげで英語の勉強に集中できました。
リムリック大学留学体験記後編では、プロジェクトマネジメントのコースやアイルランドでの留学生活について坂さんから伺ったことをお伝えします。
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