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今回よりスタディガイドでは、IELTS対策を熟知したSI-UKネイティブ講師による、IELTS攻略法シリーズを不定期で開始致します。このシリーズでは、スコア向上に役立つIELTS対策のコツやヒントが学んでいただけます。その第一回目は、IELTS ライティングで有効活用できる“受動態を正しく理解してスコアUPするコツ”をお届けします!
【IELTS攻略法シリーズ:第一回】受動態を正しく理解してIELTSのスコアUP!
優れたIELTS教科書のほとんどで、どうやって受動態を正しく使うかを詳しく説明しています。受動態は英語で文章を書く時にとても一般的ですが、特にフォーマルなアカデミック・ライティングでよく使われます。受動態は英語で話すときにも使用しますが、文章を書く時に比べるとずっと使用頻度が少ないのです。IELTS試験のリーディングとライティングのセクションで高得点を得るには、しっかりと受動態の使い方を知る必要があります。
しかし、日本人学生の多くが受動態の使い方に苦労しています。高校時代に学んだけれど当時は完全に理解できなかった、または受動態の学習はあまり刺激的でないので、授業でうっかり眠ってしまったのかもしれません!そこで、まずはシンプルな受動態の使い方からご説明します。
1. シンプルな受動態の使い方
受動態は、以下の形で表現します。
- 主語+be動詞+動詞の過去分詞形+(by~)
(例文)能動態の場合:Dave(主語)ate(動詞)the sandwich.(目的語)
それが受動態になると:The sandwich(能動態の目的語) was eaten(動詞をbe+ 過去分詞に) by Dave.(By〜元の主語が目的格に)
2. BYを使わない場合
このような例文では受動態を使うのが一般的ですが、常に(by〜)を使用する必要はありません。例えば:
①誰がそれを実行に移したのかわからない場合
- “My bike was stolen last week”(私の自転車が先週盗まれました。)
- “Fire was first used thousands of years ago”(火は何千年も前に初めて使われました。)
② 誰が実行したかは重要ではないが、それを誰かが行なったのを知っている場合
- “iPhones are made in China”(I Phoneは中国で作られました。)
- “The office was cleaned last week”(オフィスは先週掃除されました。)
③誰が行動を起こしたのかが明確で、述べる必要がない場合
- “The president was elected in 2014”(大統領は2014年に選出された➡️(明確な部分)人々によって)
- “Keita was stopped at customs”(慶太は税関で止められた➡️(明確な部分)税関職員によって)
④書いている残りの文章に合うようにトピックの焦点を変更する場合
- “J.K. Rowling wrote Harry Potter”(J.K. ローリングはハリー・ポッターを書きました。)
➡️この文はJ.K.Rowlingについてのパラグラフに出てくるかもしれませんが、下記の例文はハリーポッターに関するパラグラフに登場するでしょう。
- “Harry Potter was written by J.K. Rowling.”(ハリー・ポッターは、J.K.ローリングによって書かれました。)
3. 受動態によって文章の焦点を変更するポイント
以下の4つの文章をご覧ください。
- “A designer designs a car.”(デザイナーが車を設計する。)
- “A factory worker makes the car.”(工員が車を作る。)
- “A delivery driver delivers the car to the showroom.”(配送運転手が車をショールームに配達する。)
- “A salesperson sells the car.”(販売員が車を売る。)
上記4つの文章は、特に私たちが車の生産に関わるすべての異なる仕事と人々に焦点を合わせている場合は、問題がありません。しかし車に焦点があっている場合はどうでしょうか。IELTSライティングでは工業工程を書かなければいけない可能性があります。その場合は製品にポイントを合わせる必要があり、これには受動態が必要になります。
例えば:
- “A car is designed by a designer.”(車はデザイナーによって設計されます。)
- “The car is manufactured by a factory worker.”(その車は工場労働者によって製造されます。)
- “The car is delivered to the showroom by a delivery driver.”(車は配送運転手によってショールームまで届けられます。)
- “The car is sold by a salesperson.”(車は販売員によって販売されます。)
ここでは話の焦点が車(製品)に合っています。製品にポイントを合わせる時はこちらの方がずっと良いですが、さらにライティングの質を高める事ができます。例えば、全ての文章に(by〜)を使用する必要はありません。”デザイナーが車を設計している”など、私たちは誰がこの行動をするのか推測できるので、(by〜)の部分を省略できます
- “A car is designed.” (車は設計されます。)
- “The car is manufactured.”(その車は製造されます。)
- “The car is delivered to the showroom.”(車はショールームに配達されます。)
- “The car is sold.”(車は売られます。)
これでもっと文章がクリアになりました。これで文章が個人的なものではなく、よりフォーマルなライティングになっています。しかし、他にも1つ出来ることがあります。4つの文章の主語全てが“the car”なので、繰り返す必要はありません。また、各文章のBE動詞は“is”であるため、これも一度だけで大丈夫です。
これによって、以下のようになります。
- “A car is designed, manufactured, delivered to the showroom and sold.”(車は設計と製造が行われ、ショールームに配送されてから販売されます。)
この文はずっと短くて明瞭ですね。文章がよりフォーマルになって、述べられているプロセスに読み手の焦点を当てることができます。これは学術的な文章を書くための鍵であり、能動態がなければ出来なかった表現です。これはIELTS対策、IELTS ライティングを学ぶ学生にとって、本当に便利な受動態の使い方の1つにすぎません。
いかがでしたか、受動態を上手に使ってIELTSスコア向上を目指しましょう。これからもSI-UKネイティブ講師によるIELTS対策アドバイスをご紹介する予定ですので、お楽しみに!SI-UK、IELTS対策センターの各コースについて詳しくは、SI-UKまでお問い合わせください。
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