初めまして。イギリスのオックスフォード大学大学院に所属していた阿武美希と申します。
オックスフォード大学と聞くと、進学するのは“夢のようなこと”と考える方が多いかと思います。しかし、努力をすればきちんと合格できるということを、私は自分自身で経験しました。
今回は、そんな私の、オックスフォード大学大学院合格までの道のりについてお話しします!
イギリスの大学院へ進学を決めた理由
私は奈良県で生まれ育ち、高校も公立高校に通っていました。高校生の時は理系でしたが、以前から海外への憧れがあり、大学では自分が没頭できることを勉強しながら留学もしたいと考えていました。卒業後は、その夢を叶えるため、京都外国語大学外国語学部英米語学科へ進学することを決めました。
大学進学後には、派遣留学の制度を利用して約1年間、イギリスのキール大学へ学部留学(交換留学)。イギリスの大学にて現地の学生と同じように、ビジネスや経済、心理学などの専門的な授業を受講し、課題をこなし、試験を受けて単位を取得しました。この留学を通して、「英語以外にプラスアルファで何かを専門的に勉強する必要がある」と考えるようになり、イギリスの大学院への進学を決意しました。
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オックスフォード大学大学院進学の壁
私の場合は、イギリスへの交換留学中に関心を持つようになった社会学を専門的に勉強したいと考え、世界最先端の研究が行われているオックスフォード大学大学院に進学したいと思うようになりました。
しかし、進学にはさまざまな壁がありました。進学するためには、高度な英語の運用能力と学部の優秀な成績、そして高額な留学費を準備することを最低限求められます。つまり、出願者全員が、留学生でもネイティブ並みに英語ができ、勉強が得意で、優秀な成績を保持しているということ。この中から、厳選されたごく一部の人のみが、合格を手にできるのです。
オックスフォード合格に向けての日々
大勢の出願者の中から合格を勝ち取るために重要なこと、それは差別化だと考えました。
出願書類である志望動機書や履歴書に、少しでも他の学生とは異なる、いわばオリジナリティを出せるように努力しました。特に、履歴書に記入する課外活動に関しては、日本の大手証券会社でのインターンシップ、障がいスポーツ振興イベントの開催などのボランティア活動、京都外国語大学国際部での学生が主体の実践型アルバイトなど、自分の経験してきたことをすべて記載しました。また、自身の執筆した学生論文や書評は電子出版できるところに応募。審査を経て、無事に出版することもできたため、これらの経歴も履歴書に書きました。
時間のやりくりに関しては、インターンシップは時間のある夏休みに、ボランティア活動やアルバイトは授業のない時間帯に行いました。学部生の時は、体育会系の部活にも所属していたため、勉強は主に通学の電車の中、平日の早朝や休日にするようにしていました。
オックスフォード大学大学院に入学してみると、大手企業や国際機関でのインターンシップ経験者や元職員、現役の政府関係者、研究者やジャーナリストなど、さまざまな経歴を持つ人たちが学びに来ていることがわかりました。それゆえ、オックスフォード合格の可能性を少しでも高めるためには、英語ができて、優秀な成績を保持しているだけではなく、インターンシップやボランティアなどの課外活動を通して得た経験も重要であると考えます。
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イギリス留学を叶えるにはプロのサービスを利用するという手も
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また、イギリスの大学院へ出願する際には、志望動機書や英文履歴書など提出しなければならない出願書類がたくさんあります。特にオックスフォード大学やケンブリッジ大学などトップ最難関校へ出願する場合は、不備や誤りなく、正確に書類を用意・提出することが合格率を高めるために必要不可欠です。そこでおすすめなのが、SI-UKのオックスブリッジ出願サービス。イギリスやアイルランドのトップ大学を熟知したSI-UK留学コンサルタントが、皆さんの出願・留学準備を徹底的にサポートしてくれます。
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FAQ よくある質問
世界中から優秀な学生や研究者が集まっているオックスフォード大学は常に世界イギリス大学ランキング上位を獲得している世界トップクラスのイギリス大学の一つです。現在でもオックスフォード大学はイギリス最難関校の一つであり、その学部課程コースはイギリスで最も競争率が高いと言われています。オックスフォード大学出願をお考えの方は、最難関校合格に向けて徹底したサポートを提供しているSI-UKのオックスブリッジ出願サービスで効果的に進学準備を始めましょう。
日本の方がオックスフォード大学入学をお考えの場合、イギリスと日本との教育制度の違いがあるため日本の高校卒業資格に加え、Aレベルにおいてトップレベルの試験結果、また同等の国際バカロレア(IBDP)のスコアが必要となるでしょう。そしてイギリスの優秀な学生と学ぶためには非常に高い英語力や専攻を目指す分野の深い知識、そして洞察力など様々な面において優れた知識とスキルが問われます。
オックスフォード大学の入学試験では、英語力(通常IELTS)、成績(GPA)、志望動機書(エッセイ)、推薦状(通常2通)といった他大学・大学院と同様の書類提出が求められるほか、専攻によっては独自の筆記試験が必要なこともあります。オックスフォード大学への入学要件は、出願するコースによって異なりますので、関連するコースのウェブサイトページをご確認頂くか、SI-UKへお問い合わせください。
オックスフォード大学入学に向けた学力要件は学科により異なりますが、通常 学士課程(学部)の場合、5段階中の4.6以上、修士課程(大学院)では3.6以上(4段階)のGPAが必要となるでしょう。
オックスフォードは全ての分野においてとても競争率が高く、“入りやすい”と言った科目はありません。しかし、他の科目に比べて比較的競争率が低いのは2007年から2022年の統計によるとBA Music(音楽)コース、BA Classics and English(古典と英語)コース、そしてBA Geology(地質学)/ MEarthSci Earth Sciencesコースが比較的低い競争率となっています。 。