世界トップクラスの質を誇る教育と研究で定評があり、人気のイギリス大学院留学。イギリスの大学院で学ぶことは専門知識や英語スキルを身につけ、卒業後の就職にとても役立つことはもちろん、国際感覚が養われる、専門分野のネットワークが築けるなど、たくさんの魅力があります。
イギリス大学院留学を考えた時、まず長期的なプランを立てたいのが留学費用です。イギリスの忙しい学生生活の中でアルバイトをするのはなかなか難しいもの。しっかり留学費用の準備をしておきたいですね。平均的にイギリスの大学院で学ぶにはどのくらいの留学費用が必要なのでしょうか。
2020年度イギリス大学院の平均的授業料
イギリス大学院留学は、専門分野やコースによって、また大学が何を提供するかによって学費に違いがあります。下記がイギリス大学院で学ぶ授業料の目安となります。
- アート/人文系:£12,000~20,000
- 理系:£12,000~20,000
- MBA:£15,000~30,000以上
例えば講義主体の修士号(MAなど)は、研究室ベースでより高価な機器や設備などを必要とする研究主体の修士号(MScなど)より、一般的に安い傾向が。また医学などの臨床コースもMBAと同様に学費が高い傾向にあります。
そして英教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」の調査による2020年度イギリス大学院留学の平均的な学費は以下になります。この結果は、研究主体の修士号(MResやMPhilなど)ではなく講義主体の修士号(Taught Master’s Degrees)のものです。
- クラスルーム主体の修士号:15,097ポンド
- 研究室主体の修士号:17,493ポンド
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MBA:20,494ポンド
イギリスの平均的な生活費はどのくらい?
学費や生活費も地域によって留学費用に差があり、ロンドンで学ぶ場合は全体的に費用がかかります。現在の学生ビザに必要な生活費は、ロンドン以外の都市なら、少なくとも毎月1,015ポンド、年間で12,180ポンドです。さらにロンドンは、食費や家賃も高くなるので、毎月1,265ポンド、年間で15,180ポンドが必要とされています。
イギリスでは生活費を抑えられる様々な学生割引が提供されています。例えば、トラベルカードや、バス(トラム)のシーズンチケットが30%割引になる18+ Student Oyster photocardや、お店などの割引に使えるイギリス学生組合連合会(National Union of Students)が発行するNUS extra card(NUSエクストラカード)などを上手く使ってやりくりしましょう。
奨学金
イギリスの大学では留学生を対象とした様々な奨学金が提供され、大学や専攻の分野によって様々な応募条件を持つ奨学金があります。また政府や民間団体の奨学金も多数あるので要チェックです。大学の奨学金の場合は、まず大学のウェブサイトで確認する事ができます。それでは、日本で応募できる代表的な奨学金をいくつかご紹介します。
イギリス留学奨学金(全般)
※主に社会人の方
など、こちらのSI-UK奨学金案内もご覧ください。
また先日のイギリス総選挙の結果でほぼ確実と言われるブレグジット(イギリスのEU離脱)によって、ポンドの価値が下がっているのも、イギリス留学費用を削減できるチャンス。ぜひイギリス大学院留学の実現に向けて準備をしていきましょう。
イギリス大学の公式出願窓口SI-UK
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