イギリスの学生ビザ取得はイギリス大学留学を目指す方にとって重要なポイントの一つです。学生ビザは、16 歳以上で、学生のスポンサーライセンスを保持している大学・教育機関からコースの無条件合格(unconditional offer)を受け、留学費用、滞在費をカバーするための十分な資金があるなどの必要条件を満たしている場合に申請することができます。
また以前はイギリス 学生ビザから卒業後に就労ビザを取得することはとても困難でしたが、現在は大学・大学院などのコースを正式に修了した後Graduateビザへの申請が可能であり、この審査に通ってGraduateビザを取得すると卒業後2年間、イギリスで仕事を探し就職することができるという大きな魅力もあります。今回はイギリス大学留学を目指す方へ向けて、イギリス留学の学生ビザ情報をお届け致します。(このスタディガイドの情報は2022年12月現在のものです。最新のビザ情報は英国政府の学生ビザページ(外部サイト)でご確認下さい。)
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【イギリス 学生ビザ】について知りたい!イギリス大学留学を目指す方のための学生ビザ情報
1. イギリス 学生ビザ申請の時期について
日本(イギリス国外)からの申請の場合はコース開始日の6ヶ月前から申請が可能であり、通常 約3週間で結果が出るでしょう。またイギリス国内からはコースが始まる、3か月前からの申請が可能であり、約8週間以内に結果が判ることが期待されます。
2. 学生ビザでイギリスに留学できる期間は
学生ビザでイギリスに滞在できる期間は各大学のコースの期間、またイギリスですでに学んだことによっても異なります。18歳以上で学位レベルのコースを受講した場合、コース期間によって 最大5年間まで滞在が可能です。また 通常コースが6か月以上の場合、コースが始まる1か月前から渡航することができます。
3. 資金証明の書類とは
イギリス留学に向けた学生ビザ申請には、イギリス大学のコースと生活費を負担するための十分な資金を持っている証明が必要です。現在は資金証明のために 明細を確認出来るものが必要となるため、英文の取引明細書または預金通帳(コピーおよび英文の翻訳が必要)を証明として使用することが可能です。これらはビザ申請日から遡り、資金証明の取引明細で最終の日付が31日以内であることが条件であり、その最終日付からさかのぼって28日間、必要な資金を保持していることを証明する必要があります。
4. 資金証明の金額はどのくらい必要か
イギリス学生ビザ取得のために資金証明が必要な金額は、大学・教育機関のコース期間と、その場所によって変わります。現在はロンドンへ留学する場合、授業料を除いて証明が必要な滞在費は、毎月1,334ポンド、ロンドン以外の都市なら、毎月1,023ポンドが必要となります。9か月以上のコースでは、12,006 ポンド(1,334ポンド×9)、ロンドン以外の都市であれば9,207ポンド(1,023ポンド×9)の資金を提示します。資金証明に関する必要条件についての最新情報は英国政府のページでご確認ください。(スタディガイド下記にリンクがあります。)
5. 英語力を証明する
イギリス大学留学には十分な英語力が必要であり、学生ビザの取得には、英語力の証明も提出しなければなりません。ビザの取得に必要な英語力は大学で学ぶ予定のコースのレベルによって変わってきます。またビザを申請するのに必要な英語力と 大学入学のために必要となる英語力は異なる場合がありますので、各自ご確認下さい。
6. Confirmation of Acceptance for Studies (CAS)
学生のスポンサーライセンスを保持している大学・教育機関のコースの無条件合格(unconditional offer)を受けた後、その学校から発行される入学許可番号、CAS(Confirmation of Acceptance for Studies)が学生ビザ取得には必要となります。CASは発行日から6か月間有効です。
7. Academic Technology Approval Scheme (ATAS)は必要か
Academic Technology Approval Scheme (ATAS、アカデミック・テクノロジー承認スキーム)は留学生がイギリスでサイエンスやテクノロジーの分野における修士・博士号レベルの留学や研究をする場合に使われるイギリス政府が設計した承認システムですが、現在日本国籍の学生は提出不要となっています。日本国籍以外の方で留学をお考えの方は ご確認下さい。またTuberculosis Test(結核の検査証明)も日本国籍の学生は不要となっています。
8. その他に必要な書類
パスポートの他、現在18 歳未満の方は保護者の同意書と保護者との関係を証明するもの。また過去12か月の間に、スポンサーより資金援助を受けている場合は、スポンサーからの同意書も費用となります。さらにそれぞれの状況によって追加書類が必要となる場合もあります。
*必要条件の詳細・最新情報は英国政府の学生ビザに関するページでご確認ください!
また卒業後のイギリスでの就職にご興味をお持ちの方は、Graduateビザが申請できます。
【Graduate visaで卒業後2年間の就職が可能に】
イギリスの学生ビザからGraduate visa(就労可能なビザ)を取得することで卒業後2年間の就職が可能になり、国際的なキャリアをお考えの方にとっては大きなメリットです。イギリス学生ビザの有効期限があるうちにGraduateビザを申請し、審査に通れば卒業後2年間はイギリスで生活し、就職することが可能となります。このビザは、イギリスの学士号、修士号、またはその他の資格のあるコースを正式に修了した方が対象となります。また博士号(PHDなど)を取得した方は、3年間の滞在が可能です。Graduate visaについて詳しくはこちらをご確認下さい。
学生ビザの情報は日々変化しますので、最新情報を確認した上でイギリス留学実現に向けて、計画的に学生ビザ申請を行いましょう。またSI-UKでもイギリス学生ビザ申請サポートを行なっておりますので、ぜひご活用ください!
イギリス学生ビザ申請サポート
このビザ申請サポートではSI-UKのスタンダード出願サービスやオックスブリッジ出願サービスを含むSI-UKの有料出願サポートに登録され 弊社を通して学校に出願された方を対象に、無料でイギリスに留学する方へ学生ビザの申請のアドバイスを提供するビザ申請セミナーを行い、申請書類個別チェックによってビザ申請書に不備がないかを確認致します。イギリス留学ビザの申請準備には時間を要しますので、遅くともビザ申請2~3ヶ月程度前から準備を始められることをおすすめしています。
*なお、SI-UKの無料出願サービスをご利用の方や SI-UKから出願をされていない方は、ビザ申請サポートサービスのご利用が有料となりますのでご了承ください。
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SI-UK・東京および大阪オフィスではイギリス大学のトレーニングを受けた経験豊富なコンサルタントが皆様の大学選びから出願、渡航までお手伝い致します。イギリス留学に関するご質問はSI-UKにお問い合わせの上、初回無料コンサルティングをご利用下さい。またご希望に応じてオンラインでのコンサルティングも継続しておりますので、お気軽にご相談ください。なお対面式のコンサルティングは3日前までに日程の確定をお願いしております。