IELTSスピーキング・テストは試験官と1対1の対面形式で行われ、自分の意見を述べながら話を広げられる英語力を試されますが、IELTSスピーキング対策をあまり行っていないと、緊張して実力が発揮できないことも。しかしIELTSスピーキングのコツを知っておけば、焦らずに試験官の質問と向き合う事が可能です。IELTSスピーキング・テストのコツをもっと知りたい、という方のために今回は SI-UK・IELTS対策センターの IELTS対策に精通したネイティブ講師による、IELTS攻略法シリーズ:第23回、IELTSスピーキング・テストの役立つヒント5つをお届けします!
【IELTS攻略法シリーズ:第23回】IELTSスピーキング・テストの役立つヒント5つ!
今日私はIELTSスピーキング対策を、明日IELTS受験予定の生徒に教えていました。しかしテストまで時間がない時に、1時間のレッスンで出来ることはあまりなく、IELTSスピーキング・テストで役立つ一般的なヒントに集中することにしました。今回はこのレッスンで教えた、一般的なIELTSスピーキング・テストのコツを皆さんにご紹介しましょう。IELTSスピーキングのスコアを向上するために出来ることはたくさんありますが、今回ご紹介するヒントはIELTS試験を受けるどの英語レベルの方にも当てはまるものだと思います。
1. 話を広げて、英語のスキルを見せつける
スピーキング・テストは実際の会話ではないことを頭に置いて、最初のセクションは3~4文で答えられるようにしましょう。例えば、試験官に“Where do you live?”(どこに住んでいますか。)と聞かれたとします。自然な会話なら、“I live in Setagaya, how about you?”(世田谷に住んでいます、あなたは?)と言うでしょう。しかしIELTSスピーキング・テストの流れなら私の答えは次のようになります。
“I live in Setagaya. My house is near Kamimachi. There’s a supermarket nearby, and a Saizeriya. That’s good because I love Saizeriya.”(私は世田谷に住んでいます。家は上町の近くです。近くにスーパーとサイゼリヤがあります。私はサイゼリヤが大好きなので良かったです。)
さらにハイレベルなIELTSスピーキング・テストの回答は次のようになります。
“I’ve been living in Setagaya for the last few years, near Kamimach. There’s a supermarket just around the corner, and a Saizeriya, which is brilliant because I’m so into Saizeriya.”(私は上町の近くの世田谷に住んでいます。目と鼻の先にスーパーマーケットがあり、サイゼリヤもあります。私はサイゼリヤにハマっているので、すばらしいです。)
実際の会話で話すときは、このようにあまり多く話すべきではないでしょう。そして一般的な会話で相手に質問するのは良いことですが、IELTSテストでは全く逆で、必要だと思う以上に話して、試験官には質問しないでください。また、普段の会話で自分が持っている文法や語彙のスキルを相手に見せつけようとはしませんが、IELTSスピーキング・テストではその反対なので、できるだけ自分の英語力をアピールしましょう。
2. 笑顔を忘れずに
リラックスすると英語をもっと話せるようになり、単語を思い出しやすくなります。なるべく心地よくいられるように心がけましょう。テストに慣れていないとナーバスになることもありますが、緊張したあなたのスピーキングを試験官が心地よく感じない場合、低いスコアを受け取ってしまうかもしれません。これを避けるために、通常の会話のように笑顔で、アイコンタクトをして、普段のように自然なボディランゲージもできるようにしておきましょう。
3. 試験官が答えるのは期待しない
試験官が受験者の言うことに反応しないので少し不安になり、受験者はテストの会話がうまくいってないのではないかと感じることがあるかもしれません。通常の会話ではあなたが答えた時に質問が続くのは自然なことです。普通の会話の中では、あなたが住んでいるところを答えれば、なぜその場所が好きなのか聞いたり、バイクに乗っていると言えばどんなバイクか聞くでしょう。しかしIELTSスピーキング・テストの一部分では、試験官が質問のリストを持っており、彼らは基本的に台本を読んでいるだけだということを覚えておきましょう。試験官は実際に他の質問が出来ません。
4. 長く沈黙しないように気をつける
長い沈黙は試験官 (または一般の人々) を落ち着かない気持ちにさせます。uncomfortable silence(居心地の悪い沈黙) とは何でしょう。沈黙がどれくらい続くと落ち着かなくなりますか。これについては以前の記事でご説明しましたが、質問しても2秒以上答えないと、相手が怒っているのかもしれない、または私の声が聞こえていないのかもと心配し始めます。こういった沈黙の間は、相手を不安にさせないために 考えている様子を表すか「うーん」「えーと」と言った間をつなぐ英語表現でカバーしましょう。
5. 内容は重要ではない
ほとんどの人がIELTSスピーキングテストで大きく間違えてしまうことは、それが知能テストだと思ってしまうことです。しかしIELTSスピーキング・テストでは嘘をついたり、間違っていることなどを言える可能性があります。なぜならこれは英語のテストなので試験官は一般知識ではなく、英語力をテストしているだけです。試験官が質問して、あなたが本当にそのことを知らないなら知らないという事ができますが、その後に何かを話して自分の英語力をアピールしましょう。
IELTSスピーキングテストでは、何よりもテストについて心配し過ぎないことです。このヒントが皆さんに役立つことを願っています。試験ではストレスを感じるかもしれませんが、リラックスすることがスコア UPさせるための一番良い方法ですよ。グッドラック!
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