留学したいとお子さんが相談してきたとき、多くの親御さんはつい心配になるのではないでしょうか。たとえ留学は今回が初めてというわけでなかったとしても、親元から遠く離れることを思うと不安になりますよね。そこで今回は、お子さんの留学に際して親御さんがよく抱く心配事とそれらの解決法を、前編と後編に分けてお伝えします。
前編はこちら↓
親御さん必見!留学に関する心配事とその解決法【前編】
3.連絡について
お子さんが海外にいても、すぐに連絡がつくとわかっていたら安心ですよね。国際携帯電話や無料通話アプリなどさまざまな連絡手段がありますが、おすすめはどれなのでしょか?
国際携帯電話
もし自分の携帯を海外へ持って行き、使おうと考えていたら、利用料がかなり高額になってしまいます。この方法はおすすめできません。
国際ローミング
もし海外でお子さんの携帯電話が自動的に使用できる場合、国際ローミングが機能している場合があります。データローミングとは、日本で契約している携帯電話会社の電波の届かない場所に行っても、 提携している現地の会社の電波を使えること。同じ番号を使えたりと一見便利に感じるかもしれませんが、多額な料金が発生するケースがほとんどなので、国際ローミング機能はオフにしておきましょう。
国際電話プラン
国際ローミングを使わずに海外で日本の携帯電話を使用するために、国際電話プランに加入する方もいます。安くはない場合がほとんどですが、気になる方はお子さんの携帯電話会社に問い合わせてみましょう。
海外のSIMカード
現地のSIMカードを購入し、日本から持って行った携帯電話に差し込んで使うという方法もあります。プリペイド式でチャージした分しか電話がかけられないので、後で多額な料金を請求されることはありませんが、日本の携帯電話がSIMフリーである(SIMロックが解除されている)必要があります。事前に確認しましょう。
プリペイド携帯電話
プリペイド携帯電話は、現地のキオスクや携帯電話ショップで購入でき、手頃な価格で入手できることから、留学生に人気です。ただ、国際電話をかけると通話時間がすぐに減るので、他の手段を使うようにしましょう。
上記の点をまとめると、留学先の国内で電話をする時はプリペイド携帯電話やSIMカード、母国へ電話する時は連絡用アプリを使用するのがおすすめ。連絡用アプリについては、以下のSI-UKブログ記事の後半部分をご覧ください。
もしお子さんとFacebookでつながっている場合は、Facebook Messengerアプリの連絡機能を利用するのも手です。
なお、留学中のお子さんと連絡を取る時は、時差に配慮して、どれくらいの頻度で何時ごろ電話をするか、事前に決めておくと良いでしょう。また、以下の点についても渡航前に確認しておきましょう。
・現地に無事に到着したことをどんな手段で連絡するか
・留学先から別の国や地域へ旅行する時は、その詳細をメールしてもらうか
・緊急時には誰に真っ先に連絡するか(父、母、きょうだい、祖父母など)
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心配事に対して解決策を見つけることで、不安や緊張が徐々に薄れていき、お子さんを留学させようという気持ちに切り替わることでしょう。心配な気持ちを無理に抑える必要はありませんが、留学を通して得られるメリットに目を向け、お子さんを信じて送り出してあげるのも、お子さんの自立や成長を促します。
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