リーズ大学は、1904年に創立され、教育と研究の優秀さで世界的に評価されています。イギリストップレベルの研究型大学24校で構成されるラッセルグループの一員で、170以上の国から38,000人の学生が在籍するイギリス最大級の大学です。キャンパスは街の中心から徒歩10分の広大な敷地にあり、充実した施設が揃っています。多彩なコースを提供しており、英語コースから博士課程まで、その学位は世界中の企業や大学から高く評価されています。卒業生は世界各地で影響力のある地位で活躍しています。
今回、SI-UKスタッフがリーズ大学を訪れ、大学院課程 - 修士の終盤に差し掛かっている2人の日本人在学生にお話を伺いました。
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リーズ大学 日本人在学生による体験談
今回は、リーズ大学ビジネススクール MSc International Marketing Managementで学ぶミサさんと、社会学・社会福祉政策学部(School of Sociology and Social Policy)でMA Gender Studiesを学ぶマイさんにお話をお伺いしました。
--ご自身の簡単な紹介をお願いいたします。
ミサさん:
リーズ大学ビジネススクールでMSc International Marketing Managementを学んでいます。ちょうど試験を終えたばかりで、現在は修士論文を書き終えようとしているところです。修士課程を始める前に10週間のプリセッショナルコースに参加しているので、この大学に来てからもう1年ほどになります。
マイさん:
私は社会学・社会福祉政策学部(School of Sociology and Social Policy)でMA Gender Studiesを学んでいます。私も6週間のプリセッショナルコースから参加しているので、ここに来て約1年になります。
--プリセッショナルコースはいかがでしたか? 大学での勉強を始める前にプリセッショナルコースに参加することをお勧めしますか?
マイさん:
はい、お勧めします。私は社会学学んでいますが、もしこの分野を学んだことがなければ、プリセッショナルコースに参加することでこの分野について学べます。
ミサさん:
"私も同意見です。私は日本で営業として2年間働いていましたが、マーケティングの仕事に転職したいと思っていました。マーケティングについての知識は全くありませんでしたが、プリセッショナルコースでマーケティングの基礎知識を学ぶことができました。
その分野の経験がない場合は、基礎を学ぶにはいい方法だと思います。そのほかにも、アカデミックライティングや、どのように研究を行うのか、またどのように文献を参照するのかについても学びました。それから、たくさんの友達もできました!"
マイさん:
そうですね、プリセッショナルコースには様々な国からたくさんの学生が参加していて、良かったです。出身国の異なる友達が何人もできました。
--リーズでのキャンパスライフはどうですか?
マイさん:
全てが1ヶ所にまとまっているので、とても便利です。それぞれがみな近くにあって、Student Unionにも行きやすいですし、街の中心部からもそれほど遠くありません。
ミサさん:
私たちの寮は、図書館にも教室にも、そしてスーパーに行くにもとても便利です。
--スーパーといえば、食事のことを考えたときに、たくさんの学生からイギリスではどのような食事の選択肢があるのかについて聞かれます。リーズではどのような感じでしょうか。
マイさん:
イギリス料理はそこまで悪くないと思いますが、好きになれない人もいます。日本食はスーパーで買ったりAmazon UKで注文することで、簡単に手に入ります。
ミサさん:
私はアジア系スーパーを使います。大学のメインの建物からすぐのところにも1軒あります。日本米や醤油など、一般的な日本の食材を買うことができます。
--ここではどのように友達を作りましたか?
マイさん:
毎週月曜日に、Student Unionで『グローバル・カフェ』というイベントが開かれています。交流イベントのようなもので、コーヒーを飲んだりしながら、数時間ほどおしゃべりをします。
ミサさん:
それにお菓子もあります!誰でも参加できますし、私もそこでたくさんの友達を作りました。
マイさん:
リーズにはほかにもたくさんのサークルがあって、自分の興味に合った様々なグループを見つけることができます。そこで友達を作るのも簡単です。
--イギリスの天気についてはどう思いますか?
マイさん:
雨がとても多いです!でも、いい天気の時もあります。今日は晴れですね。ここでは、天気がいい時には、学生たちが外に出て座っていることもよくあります。話をしたり、リラックスしたり、うさぎが周りを駆け回るのを見ることが出来ます。
スケジュールはどのような感じですか?勉強とそれ以外の生活を両立する時間はありますか?
ミサさん:
私の場合は週に5モジュール(2時間のレクチャーが5つ、1時間のセミナーが5つ)ある学期もあり、他の学部のコースと比べてたくさん授業がありましたが、授業前のリーディング課題等の分量は、少なめでした。勉強する時間も人と交流する時間も十分にありました。
マイさん:
"そうですね。私は3モジュールだけでしたが、授業の前にやっておくプレリーディングが毎週たくさんありました。先生方は私たちに意見を求めてきます。答えが合っているか間違っているかは重要ではなく、先生方は全ての学生が自分の考えを述べて、みんなと意見をシェアすることを望んでいます。日本以上に多くの議論の機会があります。
日本で学部の勉強をしていた時は、多くの学生が講義を聞くという受動的なスタイルの学習でした。でもここでは、規模の大きな講義であっても、先生方は突然、ランダムに学生を選んで質問したり意見を求めたりすることもあるので、より能動的に授業に参加することが求められています。"
ミサさん:
最初は英語を使うことに自信がなかったので、人前で自分の意見を言うことは好きではありませんでした。緊張しましたが、何とか出来るようになって自信もつきました。他の学生たちが自分の意見をシェアする時も耳を傾けましたし、この学習スタイルが好きになりました。
--留学先を探していた際に、イギリスそしてリーズに決めるきっかけとなったのは何ですか?
マイさん:
"大学2年のときにアメリカに留学する予定がありました。でもコロナ禍になってしまって、最終的にイギリスに来ることにしました。イギリスならば2年ではなく1年で勉強を終えられるので、費用を安く抑えることができると思ったからです。
幾つかの大学を調べたほか、私の留学カウンセラーがジェンダー学を選べるところを探すようにアドバイスしてくれました。たった1年でもロンドンでは費用がかかり過ぎると思い、ロンドンは選択肢から除外しました。2つの大学から合格をもらいましたが、最終的にはリーズを選びました。リーズ大学はラッセル・グループの一員であることと、勉強するモジュールの詳細を調べたときにリーズのコースが自分にぴったりだったことが理由です。"
ミサさん:
佳子様がここで勉強されていたので、日本でもリーズは有名だと思います。よく知られた信頼できる素敵な街です。
"私は大学の時に、語学留学生としてオックスフォードで勉強したことがあります。その後、友達を訪ねて、ロンドンで3か月過ごしたこともありますが、生活費が高いのが印象的でした。特にビジネススクールは費用がかかるので、修士の時はロンドン以外の場所も探してみようと思いました。
別の大学にも出願しましたが、とても高いIELTSのスコアが必要だったため、私のスコアであるIELTS 6.0でも出願できるプリセッショナルコースがあり、コース修了後には修士課程に進学できるリーズ大学を選びました。"
--市内の移動は簡単ですか?公共交通機関はよく使いますか?
マイさん:
大抵の場合、行く必要のある場所には寮から10~15分で行くことができます。日常生活では、どこでも歩いて行っています。バスや電車を使う必要はありません。徒歩圏内なので、いつも歩いていくことでお金も節約できます。電車やバスを使うのは、週末にロンドン、マンチェスターまたはヨークといった、リーズの外に出るちょっとした旅行のときだけです。
ミサさん:
私は、街の中心部がとても好きです。沢山の歴史的建造物がありますし、必要なものが何でも揃う大きなショッピングモールもあります。
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International Marketing Management MScについて
本コースは、ヨーロッパを代表するマーケティング研究センターであるビジネススクールのGlobal and Strategic Marketing Research Centreによって設計されています。プロジェクトやケーススタディを通して、実際の組織で実践的な経験を積むチャンスに恵まれます。また、ゲストとして講師を招き、最新の傾向や現場の貴重な見識を共有してもらうことで、業界における発展をそのまま学ぶことが可能です。異文化的思考を養い、プロのマーケティング担当が世界を舞台にどんな活動をしているか知ることは、グローバルな求人市場で注目を集める人材となるための一助となるでしょう。
Gender Studies MAについて
この幅広い学際的なコースでは、社会から取り残された視点を中心に、過去・現在・未来におけるジェンダー間の関係性を探求します。ジェンダー理論と研究に関するコアモジュールで基礎知識を養うだけでなく、性差化された身体性、ジェンダーとメディア、人種差別、非植民地主義と移住、宗教と性といった様々なテーマに関する選択モジュールを履修することができます。
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FAQよくある質問
リーズ大学のランキングは?
リーズ大学(University of Leeds)は、2024年のQS世界大学ランキングでは75位にランクインし、同ランキングで過去最高の順位を記録ています。タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)の世界大学ランキングでは129位に位置しています。また、同大学は研究、雇用成果、学習体験、国際的な関与、持続可能性などの面で評価されている名門校です。イギリス国内のランキングでは、Complete University Guide 2024で22位、The Guardian University Guide 2024で27位、The Times and Sunday Times Good University Guide 2024で24位にランクインをしているトップ校です。
リーズの治安は?
リーズは、全体として比較的安全な都市とされていますが、他の都市と同様に、特定のエリアや時間帯には注意が必要です。市の中心部や大学周辺は比較的治安が良く、警察の巡回も行われています。しかし、夜間の遅い時間や人通りの少ない場所では注意が必要です。また、自転車盗難や軽犯罪も発生することがあるため、基本的な防犯対策を講じることが重要です。一般的に、リーズは学生や観光客にとって安全で快適な都市です。
リーズ大学で応募できる奨学金はありますか?
リーズ大学では、多くの奨学金が提供されています。例えば、国際学生を対象にしたInternational Excellence Scholarshipsは授業料の最大50%の減免を提供します。また、国内学生向けのLeeds Masters Scholarshipsは7,000ポンドの支援が受けられます。学部ごとの奨学金もあり、生物科学部では10,000ポンドの奨学金が提供されます。さらに、スポーツで優れた成果を上げる学生や家庭の収入が低い学生を対象にした奨学金も用意されています。