イギリスでは、毎年、秋になると大学のランキングが公表されるため、教育関係者は興味深く各ランキングの公表を待っています。今回は2025年度版タイムズ紙グッドユニバーシティガイドランキングによるイギリスのトップ5名門国立大学をご紹介します。
トップ5名門国立大学
1. ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(London School of Economics、LSE)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)はビジネスやファイナンシャルの中心地ロンドンにキャンパスを持つ、一流の研究型大学 24 校からなる有名なラッセルグループの一員です。専門分野で活躍する教授や学者たちの研究が指導に反映されているので、学生は専門分野の最前線が学ぶことができます。またLSEはエンプロイアビリティも高く、インターンシップや将来のキャリアに向けて多くの機会を提供しています。
- 入学条件:LSE の修士課程に入学する場合、学士号で2:1 (60-70%)、またはGPAが 3.3〜3.5 (88-90%)または国際的に同等のもの、IELTSスコア7.0以上、などが求められます。コースによって条件が違うため、詳しい入学条件につきましてはSI-UKにお問合せください。
- 留学生用学費(目安):平均18,408ポンド(入学する年度や専攻する科目・コースによって違いがありますのでご確認ください。)
- 奨学金:LSEの学部生向け奨学金は成績に基づいて授与され、修士課程の新しい学生約 19% が、LSEの奨学金を獲得することに成功しています。奨学金制度は、実績に応じたものやニーズに応じたものなど様々あり、順次更新されておりますので詳細は大学ホームページをご覧ください。
2. セントアンドリュース大学
セントアンドリュース大学は、世界で3番目に古い英語圏の大学です。Teaching Excellence Frameworkでは、金賞を受賞し、学生の満足度は国内で最高レベルを保ち続けています。スコットランドの美しい景色に囲まれたキャンパスも人気を集めている理由の一つです。イギリスからは王室の行く大学とされていて、キャサリン妃とウィリアム王子もここの大学で出会いました!
- 入学条件:修士課程コースへの出願には、国際バカロレアで 36 ~ 38 点、GMAT 590 以上または国際的に同等のもの、IELTSスコア7以上などが求められます。コースによっては、特別な条件がある場合もございますので、SI-UKにお問合せください。
- 留学生用学費(目安):2023年度、芸術学部、神学部、科学部28,190ポンド、医学部35,920(入学する年度や専攻する科目・コースによって違いがありますのでご確認ください。)
- 奨学金:優秀な留学生に向けたInternational Excellence Scholarshipをはじめ、多数の奨学金を提供しています。奨学金は、その都度更新されておりますので詳しくはご確認ください。
SI-UKでは皆様のイギリス大学への出願をサポート致します。先ずはSI-UK東京・大阪にお問い合わせの上、 初回無料コンサルティング をご予約ください。
3. オックスフォード大学(University of Oxford)
英語圏で最も歴史ある大学、オックスフォード大学(University of Oxford)は常に世界イギリス大学ランキング上位を獲得し、世界中から優秀な学生や研究者が集まっている世界トップクラスのイギリス大学の一つです。教育の質の調査「Teaching Excellence Framework」では、最高の金賞を受賞し、卒業生の就職の見通しはイギリスでもトップクラスです。また、経済学部の卒業生の収入平均が、国内トップという数値も見逃せません。
- 入学条件:オックスフォード大学では高い学力が求められます。英語力の証明(通常IELTS)をはじめ、学士課程で条件付きオファーを獲得するにはA レベルで A*A*A または AAA、(科目によって異なります)、国際バカロレアで 38 ~ 40 点、または国際的に同等のものが必要です。入学条件は専攻する科目によって異なりますので、詳しくはSI-UKにお問合せください。
- 留学生用学費(目安): 23,105ポンド〜30,540ポンド(入学する年度や専攻する科目・コースによって違いがありますのでご確認ください。)
- 奨学金:オックスフォード大学では大学院課程で学ぶ日本の留学生を対象としたオックスフォード神戸奨学金を始め、実績や状況に応じた様々な奨学金が提供されています。奨学金は頻繁に変更されますので、ご確認ください。
4. ケンブリッジ大学(University of Cambridge)
世界トップ大学の1つケンブリッジ大学(University of Cambridge)は、卓越した教育と研究、卒業生の質の高さで国際的に知られ、有名なラッセルグループやコインブラグループなどのメンバーです。ケンブリッジ大学それぞれのカレッジでは伝統的なチュートリアルシステム、スーパービジョン(個別指導)を提供しています。また伝統的な教育法と共に教育的な革新も取り入れ、学生の批判的思考、革新、そしてリーダーシップを育てています。
- 入学条件:ケンブリッジ大学では高い学力が求められ、学士課程への進学にはAレベルのA*AA 以上の成績(科目による)、国際バカロレア(IB)で40〜42点、主要科目で776 点を達成されていること(または国際的に同等のもの)、高い英語力の証明(通常IELTS)などが必要となります。その他の入学条件についてはSI-UKにお問合せください。
- 留学生用学費(目安):19,197ポンド〜 29,217ポンド(入学する年度や専攻する科目・コースによって違いがありますのでご確認ください。)
- 奨学金:ケンブリッジ大学は、留学生にVice-Chancellor’s Awardsなど様々な奨学金を提供しています。奨学金情報は順次変更されますので、ご確認ください。
5. ダラム大学
イギリス北東部に位置する ダラム大学 (Durham University)は、常にイギリス国内トップ10にランク付けされているトップ校の一つであり、イギリス国内で3番目に歴史のある大学です。また名門ラッセルグループをはじめ、数多くの国際的な大学組織に参加しています。ダラム大学のカレッジ17校は あらゆる優れた施設が整い、レベルと人気、評価の高い大学であり、世界150か国以上の留学生が学んでいます。
- 入学条件:ダラム大学の学士課程への進学には一般的に、高等学校卒業証明書を持つ方は学部へ入学する前にファウンデーション コース(大学準備)を受講するかそのほかの代替資格が必要になります。また科目によって違いがありますが、認定された大学で関連する科目の学士課程1 年目をパスし、総合成績 80%.〜85% 以上であることなど、入学条件は専攻する科目によって異なりますので、詳しくはSI-UKにお問合せください。
- 留学生用学費(目安):22,000ポンド〜 35,000ポンド(入学する年度や専攻する科目・コースによって違いがありますのでご確認ください。)
- 奨学金:ダラム大学は、留学生にMasters Achievement Scholarships、The Durham MBA (Full-time) Scholarshipsなど様々な奨学金を提供しています。奨学金情報は順次変更されますので、ご確認ください。
上記の大学に興味のある方、または出願を希望されるかたは、SI-UKまでお問い合わせください。SI-UKでは、オックスブリッジ大学、また、ロンドンインペリアル大学、ダラム大学への出願スペシャリスト出願サービスを行っています。
オックスフォード 大学 留学、ケンブリッジ 大学 留学への出願期限は毎年10月中旬です。SI-UKのオックスブリッジ出願サービスで、模擬面接も行っています。下記は、オックスブリッジ出願サービス内容の一例です。オックス ブリッジ 大学への出願準備もお早めに初めてください。
- 高校等の成績を事前にスクリーニングし、トップ校への合格に適するかどうかの確認
- コース選択に関する個別コンサルティング
- 出願書類サンプル集(オンラインライブラリー)の閲覧
- 履歴書(CV)、推薦状、その他出願書類(エッセイなど)を含む英文書類の添削
- 願書の記入代行
- 特定の専攻に関わらない模擬インタビューおよび書面でのフィードバック
FAQ よくある質問
イギリスのファウンデーション コースとは、大学入学、また大学の授業を受けるときに必要となる学習スキルや英語力を身に付けられる約1年間のコースであり、通常大学やカレッジで開講されています。
イギリスのAレベルは、特化したFurther Education College(高等専門学校)で提供されています。AレベルはAdvanced Levelの略で、イングランド、北アイルランド、ウェールズの教育機関(スコットランドでは、少数)で実施されている通常2年間の教育であり、Aレベルは、高等教育機関に進学する適性があるかどうか審査する判断材料になります。
イギリス最古の大学は、オックスフォード大学であり、世界でも3番目に歴史ある大学です。イギリスの歴代首相や政治家、その他著名人を多数輩出しています。
イギリスの大学にも休暇があり、一般的に春はイースター休暇が3月下旬から4月中旬まで、夏は一番長く、サマーホリデーが6月上旬から8月下旬までの約3ヶ月、冬はクリスマス休暇が12月中旬から1月中旬までの約1ヶ月提供されています。
イギリスでは学生ビザを申請するのに年齢制限はありません。イギリスでは、国内で勉強したい人に対して特定の年齢制限を設けていませんので、さまざまな年齢の方が 大学で学んでいます。