人気の国際関係学とは 環境問題や開発、人権など、常に変化している世界の様々な課題について学びます。またどのように国家が相互作用し、一つの国の経済や政治が他の国にどう影響するかなどを研究する学問です。イギリス大学の国際関係学コースではビジネス、人文学、経済、政治などに関する重要で移転可能な知識と、コミュニケーション力や討論のスキルを身につけることが出来ます。今回は国際関係学に興味をお持ちの方に 国際関係学を学んだ後のキャリアについて、また7月、8月開催のハル大学、リーズ大学、UCLによる国際関係・国際開発学関連のウェビナー&セミナーについてもお届けします。
【人気の国際関係学】卒業後のキャリアとは? 7月、8月のハル大学、リーズ大学、UCLによる国際関係・国際開発学関連のウェビナー&セミナー情報も!
【国際関係学の学位を取得後の代表的なキャリアとは?】
1. 国際援助・開発従事者
地震、洪水、戦争などの自然または人為的な緊急事態によって影響を受けているコミュニティへの支援や発展途上国の人々をサポートして、実践的に変化をもたらします。また救援隊員として 食料や医療、きれいな水を提供するなど、人々に早急な解決策を提供。さらに将来的に更なる危機を引き起こす可能性のある課題の解決に役立つ、長期間にわたる開発プロジェクトの組み立てもサポートするなど、様々な支援を行います。この仕事は多様な背景をもつ世界中の人々と出会い、交流しながら世界をもっと良くする手助けをします。
2. 外交官
イギリスで外交官として働く場合、イギリスの利益やビジネス、国民を海外にプロモートするために外務・英連邦・開発省(Foreign, Commonwealth and Development Office)で働きます。外交官は他の国との関係を促進するために 政策を立て、イギリスの投資の増進、また海外のイギリス国民にアドバイスするために海外の出来事を監視する責任を負っています。
3. 広報活動コンサルタント(ロビイスト)
政治や公共政策、報道機関、政治・公共政策などに関する知識を集めて クライアントに情報を伝え、それを使って政治問題に関する圧力をかけるロビイストは、独立したコンサルタント会社、広告会社、または通信会社などで働くことが可能です。この仕事は優れた対人スキルが必要であり、変化を起こしたいとお考えの方には満足度の高い仕事でしょう。将来的にはこの仕事から得られる経験で、政治やメディアのキャリアに進むことができます。
4. 情報アナリスト
セキュリティーサービスのために働き、情報を調達し解釈して 国を守るために役立てます。国際関係に関する知識は国家間の複雑な関係と起こりうる敵対心を理解するのに役立ちます。この仕事では警察、政府通信、また世界の諜報機関のために働くことができます。
そのほかにも国際関係の学位を持つ人々は、国家公務員上級、ポリシーオフィサー、政治的リスクの分析者、広報業務コンサルタント、また研究や調査、ジャーナリズム、報道、社会政策など様々な分野のキャリアで活躍しています。イギリス大学で学び、この分野で国際的なキャリアを築きましょう。次は国際関係学部への進学にご興味のある方へ7・8月開催、国際関係・国際開発学関連のウェビナー&セミナーをご紹介します!
1.【オンライン】ハル大学で国際関係論を学ぶ
1927年に設立したイギリスの東海岸に美しいキャンパスを持つハル大学(University of Hull)は、その優れた教育と社会の発展に貢献している様々な研究の成果を誇る一流大学です。今回の無料ウェビナーでは国際関係論にご興味がある方に、Dr Justin Morris、Mr Calum Porter、 Ms.Kuniko Azumaがハル大学の政治・国際学部で提供されている国際関係論コースについて詳しくご紹介します。国際関係論では、世界の発展や不平等や世界的なパンデミックの中での政治、紛争など幅広い問題を網羅しています。急速に変化する世界で 国際関係論を学び、国際的な課題を理解し、洞察力を身に付けましょう。国際関係学にご興味をお持ちの方は無料ウェビナーへ是非ご参加ください。
- 開催日:2022年7月5日 (火)
- 時間:18:00pm 〜 19:00pm
- 担当官: Dr Justin Morris,Mr Calum Porter, Ms.Kuniko Azuma
2.【東京対面式&オンライン】リーズ大学:政治&国際研究学(POLIS)のご案内&模擬レクチャー
1904年に設立したリーズ大学 (University of Leeds)は、名門ラッセルグループのメンバーであり、質の高い教育と研究で国際的に知られるイギリス国内最大級の高等教育機関です。この東京校での対面式および全国へオンラインで同時に中継されるレクチャーは、リーズ大学院長であり、社会科学・政治・国際研究学部で国際安全保障の専門家として指導されているEdward Newman教授が「プロテストの時代における食糧暴動と政治的変化について」と題するミニ模擬レクチャーを行います。政治学、国際研究の修士課程にご興味をお持ちの方はぜひお見逃しなく。
- 開催日:2022年7月26日 (火)
- 時間:17:00pm 〜 18:00pm
- 担当官: Edward Newman教授
3.【東京・対面式】UCL模擬レクチャー「教育と国際開発について」
1826年設立のロンドン中心部にあるユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, UCL)は卓越した教育と学際的な研究で知られています。Pherali博士は新しい、Master’s degree in Education and International Development: Conflict, Emergencies and Peace(教育と国際開発:紛争、緊急事態と平和、修士課程コース)のプログラムリーダーであり、教育と国際開発の分野で准教授として指導されています。この講演では 教育の重要性に焦点を当て 世界で最も困難な環境において、生活環境を改善するために教育開発はどのように貢献できるか、その見識を共有します。また参加者が質問出来る機会も設けておりますので、この分野にご興味のある方は是非ご参加ください。
- 開催日:2022年8月19日 (金)
- 時間:17:00pm 〜 17:50pm
- 場所:SI-UK東京オフィス近くの会議場、詳細はイベント登録後にお知らせ致します。
- 担当官: Dr Tejendra Pherali
国際関係学をイギリス大学で学び、多彩な業界で需要のあるスキルや知識を身につけてグローバルに活躍しませんか。国際関係学を提供する大学院・学部、また上記のウェビナーなどに関するご質問はSI-UKへ!
イギリス大学の公式出願窓口SI-UK
現在、SI-UK・東京オフィスおよび大阪オフィスは対面式コンサルティングやIELTS対策センターの英語レッスンを含むオフィス業務を再開致しました。オンラインでのコンサルティングもご希望に応じて継続させていただきますので、SI-UKにご相談下さい。なお対面式のコンサルティングは3日前までに日程の確定をお願いしております。イギリス留学をお考えの方はSI-UKにお問い合わせの上、初回無料コンサルティングをご利用ください。イギリス大学の公式出願窓口として、出願プロセスを丁寧にご案内します。