語学を学ぶ上で、間違えはつきものです。成功の鍵は、その間違えからどう学ぶかです。IELTSの試験は、練習を重ねることで確実にスコアがあがる試験です。試験対策期間中に、よくある間違えを把握し、試験本番では繰り返さないでいいように気を付けましょう!
IELTSの試験でよくある5つの間違えポイント
1. スペルミス
スペルミスは、IELTS試験で最も多い間違えです。答えが合っていてもスペルが間違っていると点をもらえません。語彙力、スペル的確性をアップするように常に練習を重ねてください。また、うっかりミスも多いので、試験では解答のスペルチェックを行ってくださいね。
2. 試験時間のマネジメント
多くのIELTS受験者は、試験時間のマネジメントが出来ていないために、焦って試験を終わらせなくてはいけない傾向があります。
IELTS試験の構成を知った上で、各セクションに何題の問題があるか、各セクションを何分で終わらせる必要があるかを頭の中に構成たてておきましょう。また、IELTS試験では、戦略的に問題を解くスキルが求められています。それぞれのタイプの問題の解答法、時間の上手な使い方を繰り返し練習してください。
3. 短すぎる解答文
解答を長く書けば良いというものではありませんが、IELTS試験のTask1は150ワード、Task2は250ワード以上は書くようにしてください。このワード数は5.5以上を目指す方の目標です。スコア7.5以上を目指す方は、Task1では170ワード、Task2では280ワードが適切なワード数です。練習時に、自分のワード数を確認し、だいたいどのくらいの解答文を書けば良いか把握しておきましょう。
4. レイアウトのはっきりとしない文章
試験官が読みやすいエッセイを書くことで、文章の明確さにおけるスコアアップが望めます。文章校正(レイアウト)をはっきりとし、段落の初めをはっきりとさせましょう。また、読みやすい字で書くことと、句読点ーカンマ(,)、フルストップ(.)、アポストロフィ(’)、セミコロン(;)の使用法をしっかりと復讐しておいてください。エッセイでは、感嘆符は使わないことをおススメします。
5. 副詞、形容詞、名詞の使い方の間違え
英語文は、言葉の入れ替えが可能なため、副詞、形容詞、名詞の使い方がこんがらがってしまうケースが多くあります。
例えば “There was a rapid (adjective) growth (noun) in sales” という文章を “Sales grew (verb) rapidly (adverb).と書くこともできます。その場合に前文では形容詞rapidを使用したところ、後文をrapidlyの副詞に変える必要がありますが、うっかりとrapidのままにしてしまうなど、文によって、形容詞、副詞のどちらを使えばよいか、問題文をチェックしましょう。
ポイント:
- 形容詞+名詞
- 動詞+副詞
このような副詞、形容詞の使い方を確実にするためには、単語を覚えるときに、必ずいくつかの例文と共に単語練習をしてみてください。